N64 CITextureEditor Plug-In SDK


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  1. プラグインの仕組み

    1. 起動時の初期化処理

        プラグインはDLLのインターフェイスを利用しています。
        テクスチャエディタは、起動時にアプリケーション・ディレクトリにある PlugInsディレクトリ内のDLLを検索し、 プラグインの名前、バージョン、種類を順次チェックしていき、動的にリンクします。

        名前やバージョン情報は、DLLのリソースのVS_VERSION_INFOから得ますので、必ずバージョンリソースをDLLに含めて下さい。
        VS_VERSION_INFOは、日本語リソース(041104b0)と英語リソース(040904e4)を用意して下さい。
        Commentに詳細情報、 CompanyNameに社名、 FileVersionにプラグインのバージョン、 InternalNameにメニュー名が使われます。

        DLL側では最初に、int TEPI_getType()が呼ばれ、そこでプラグインの種類を返します。
        その次に、BOOL TEPI_isAvail(DWORD version)が呼ばれ、 アプリケーションの4バイトのバージョン(1.0.0.15の場合、 0x0100000f)がパラメータとして与えられるので、 そのアプリケーションに対応していれば、TRUEを返します。 対応していなければ、FALSEを返して下さい。

    2. インポート処理

        もし、種類がインポート(TEPIT_IMPORTのフラグが立っている)なら、 ファイルメニューのインポートに名前が登録されているはずです。
        ユーザーがインポート・プラグインを呼び出した場合、対応するDLLの BOOL TEPI_import(Pic* pInput, Pic* pOutput)が呼び出されます。

    3. エクスポート処理

        もし、種類がエクスポート(TEPIT_EXPORTのフラグが立っている)なら、 ファイルメニューのエクスポートに名前が登録されているはずです。
        ユーザーがエクスポート・プラグインを呼び出した場合、対応するDLLの BOOL TEPI_export(Pic* pInput)が呼び出されます。

    4. プレビュー処理

        もし、種類がプレビュー(TEPIT_PREVIEWのフラグが立っている)なら、 表示メニューのプレビューから呼び出される様になっています。
        しかし、古いのテクスチャエディタ(1.0.1.4以前)では、プレビュープラグインは1つのみしかサポートしておりませんので、 他のプレビュープラグインと同時に利用できません。
        ユーザーがプレビュー・プラグインを呼び出した場合、対応するDLLの BOOL TEPI_preview(Pic* pInput)が呼び出されます。

        バージョン1.0.1.5のテクスチャエディタから、2枚までプレビューが可能になりました。
        ユーザーがプレビュー・プラグインを呼び出した場合、対応するDLLの BOOL TEPI_preview2(Pic* pInput, int no)が呼び出されます。

  2. プラグイン開発環境

    1. 言語:C/C++
    2. 環境:Visual C++5.0
    3. ファイル形式:Windows 32bit DLL

  3. プラグインで扱われる型情報

  4. プラグインのインターフェイス

  5. プラグインDLLの為の宣言ヘッダファイル

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